探偵の料金の仕組み

「探偵の料金の仕組みがよくわからない」
当社へ寄せられる相談に、探偵の調査料金の仕組みについてのご質問が多数あります。そこで今回、探偵の調査料金の仕組みについて少しご紹介いたします。

探偵の料金システムには主に2つの種類があります。

「時間制料金」「成功報酬」です。
それぞれの料金システムごとに基本的な料金の計算の仕方が変わってきます。

時間制料金とは?

「時間制料金」とは、調査を行う調査員の1時間あたりの稼動単価で調査料金を計算するものです。

例えば、調査1時間1万円の稼動単価で30時間の調査を行った場合、調査料金の小計は30万円という計算になります。

この料金に、調査の際に必要となった「諸経費」を加算した金額が支払い合計金額になります。
また探偵事務所によっては、「時間制料金」の中にあらかじめ諸経費分も含んで金額を設定されている場合もあり、その場合は諸経費を別途で支払う必要はありません。

成功報酬とは?

「成功報酬」とは、あらかじめ成功条件を指定しておき、調査終了時に成功条件を満たした場合に支払うケースと、事前に成功報酬を支払っておき、成功条件を満たさなかった場合には預けたお金が返金されるケースがあります。

支払方法が先払いと後払いどちらになるのか、そして、返金金額について契約段階で確認を取ることが大事になります。

着手金とは?

「着手金」とは、「成功報酬」料金システムにおいて発生する料金です。その調査を行うために必要な一定の金額を、調査開始前にまず支払います。

調査が成功しても失敗してもこの着手金は戻ってきません。

諸経費とは?

「諸経費」とは、調査で必要になる、
「車両燃料費(ガソリン代)」「出張料金(宿泊・電車代など)」
「機材使用料」などを指します。

この諸経費も先払いと後払いがあり、契約段階で確認することが大事です。

料金で注意するポイントは?

以上が探偵の調査料金の大まかな仕組みになりますが、
これらの料金で注意するポイントは、

着手金に含まれる成功報酬と諸経費」、そして
料金の先払いと後払い」です。

探偵業者の料金体系は、それぞれの業者で違いがあります。

前述した4つの料金を別々に請求する場合もあれば、「着手金+諸経費」を着手金の総額として計算し、さらに「成功報酬」を加える料金体系もあります。

また、「着手金+成功報酬」で着手金の総額として計算し、
「諸経費」が別になっている場合もあります。

そして、これら全てが調査前に支払う「先払い」と、
調査後に支払う「後払い」という支払いのタイミングも違ってきます。

調査料金の先払いの場合では、成功報酬の条件指定が曖昧になっており、依頼者が調査を失敗したと判断しても、成功報酬が返金されなかっというトラブルが発生するケースがあります。

また、後払いの場合では、諸経費の金額を水増しして請求するといった悪質な業者も存在するので、それぞれの支払いタイミングで注意するポイントも違ってきます。

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